目次
「Instagram Stories(インスタグラム ストーリー)」ってどんなもの?
まずは、「Instagram Stories(インスタグラム ストーリー)」の基本的な機能について見ていきましょう。
そもそも、インスタグラム ストーリーって何?
Instagram Stories(以下、インスタグラム ストーリー)は、2016年11月に発表された比較的新しい機能です。2017年12月時点で、リリースされてわずか1年ほどですが、毎日2億5,000万人以上ものユーザーが利用していると言われています。
インスタグラムストーリーの特徴
インスタグラム ストーリーには、以下のような機能面の特徴があります。
・動画や写真をスマートフォンの縦型全画面で投稿することができる
・動画や写真のうえに自由にテキストや絵文字を乗せて投稿できる
・投稿された動画や写真は通常投稿とは別フィードで表示される
・投稿された動画や写真は投稿後の24時間で消える
・投稿された動画や写真へのコメントができる
・動画を見たアカウントの情報が履歴で残る(閲覧者の足跡が残る)
もっとも大きな特徴としては、「投稿された動画や写真が24時間で消える」という点でしょう。そのため、ユーザー間ではインスタグラムを通じた日常のコミュニケーションの延長で利用されています。
一方、企業アカウントであれば、ユーザーとのコミュニケーションの手段として以外にも、「24時間限定キャンペーン」に利用するなど、短期間でのSNSブランディング・集客・販促にも活用することができるでしょう。
ビジネス活用に向いているインスタグラム ストーリーの使い方とは
インスタグラム ストーリーには、ビジネス利用に向いている機能もあります。企業のSNSブランディング・集客・販促でインスタグラム ストーリーを運用しているSNS担当者は、ぜひ以下の機能をハッシュタグキャンペーンなどにも応用してみてください。
ハッシュタグ機能
通常投稿と同様に、「#」と特定のキーワードを組み合わせたテキストを付けて投稿することによって、ハッシュタグ投稿としても機能します。投稿を特定のキーワードに関連付けてSNSブランディング・集客・販促に利用することが可能です。
アンケート機能
ユーザーにたいして、2択の質問をすることができるアンケート機能もあります。回答は「はい」「いいえ」の二つがデフォルトですが、全角8文字、半角20文字までで自由に変更が可能となっています。商品の評判を調査したり、2択のクイズ形式でキャンペーンに応用したりする方法も考えられます。
「もっと見る」リンク機能
企業アカウントの場合、インスタグラム ストーリーの投稿画面の下部に「もっと見る」というリンクを設置することができます。これによって、CTA(コール トゥ アクション)を手軽に設置できるため、SNS経由でのキャンペーンページなどへのユーザー誘導にも活用することができます。
インスタグラム ストーリーの企業での最新活用事例とは?
それでは、インスタグラム ストーリーをSNSブランディング・集客・販促に利用している企業の最新活用事例を見ていきましょう。
DIESEL(ディーゼル)のインスタグラム ストーリー活用事例
参考:https://www.instagram.com/diesel/?hl=ja
人気ファッションブランドの「DIESEL(ディーゼル)」は、日本時間の2017年12月29日に「DID YOU SAY NO TO UNCOOL WOOL?(ダサいニットにNOと言いましたか?)」というアンケートを、インスタグラム ストーリーに投稿しました。
ユニークなのは、アンケート選択肢のどちらも「YES」となっている点です。なお、「もっと見る」リンクからはDIESEL公式オンラインストアへ、ユーザーを誘導するような仕組みになっています。
このインスタグラム ストーリー投稿は、DIESELが2017年11月23日〜12月25日の期間中に開催した「SAY NO TO UNCOOL WOOL(ダサいニットにNOと言おう)」キャンペーンの一環で、キャンペーン期間終了後のユーザーの反響を見るために利用されています。
参考:https://www.diesel.co.jp/news/diesel/campaign/saynotouncoolwool-20171122
なお、アンケートはどちらも「YES」が選択肢となっていることから、2択のアンケートというよりも、キャンペーンに参加したユーザーの母数をチェックする意味合いがあるのではないかと思われます。
まとめ
今回紹介してきたとおり、インスタグラム ストーリー機能は、企業のSNSブランディング・集客・販促でビジネス活用できる効果的な手段ですので、企業のSNS運用担当者の方は活用方法を考えてみましょう。
インスタグラム ストーリー機能をハッシュタグキャンペーンなどに応用する場合には、ハッシュタグキャンペーンツールなどを活用するとキャンペーンの分析が出来るので、効果検証が容易になるので活用を検討しても良いのでは?