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2018.01.29

インスタグラムの歴史と、縦長・横長比率の画像投稿が可能になった理由とは?

インスタグラムをビジネス利用する企業担当者の方は多いと思いますが、インスタグラムの写真比率について、詳しく考察をしてみたことがある方は少ないのではないでしょうか?インスタグラムの写真比率は、正方形から始まり、その後に縦長や横長の投稿もできるようになった経緯があります。今回は、インスタグラムの写真比率の歴史についてと、企業のSNS担当者として知っておくべき写真比率の知識などについてお伝えしていきます。

インスタグラムの写真比率は、なぜ正方形からスタートしたのか?

インスタグラムがリリースされたのは2010年10月6日のことでした。その後、2010年末にはたった3ヶ月で100万人のユーザーを獲得し、2010年12月20日には日本語を含む7ヶ国語に対応しました。その後、企業のSNS集客・販促などにも大きな影響を与える機能である「ハッシュタグ」が2011年1月からスタートしています。その後、2012年にインスタグラムはフェイスブックに買収され、現在に至るまで改良を重ねながら、ユーザーを増やし続けています。

 

インスタグラムが正方形の写真比率から始まった理由

なお、インスタグラムの当初の写真比率は正方形のみでした。なぜ、縦長や横長の写真を撮ることができるスマートフォン用アプリであるにもかかわらず、正方形を採用していたのでしょうか?

ここには、フィルムカメラメーカーに対する開発者の敬意があったと言われています。当時人気があったコダック社の「インスタマチック」カメラと、ポラロイド社の「インスタント」カメラはどちらも正方形の写真比率でした。

インスタグラムの開発者ケビン・シストロムは、フィルムを用いるアナログカメラをこよなく愛していました。そのため、古き良き写真へのノスタルジックな想いを込めて、正方形の写真比率でインスタグラムはスタートしたのです。

 

現在は縦長・横長の写真や動画が投稿可能!その理由とは?

現在のインスタグラムはアップデートを重ねており、2017年12月現在、正方形以外の縦長・横長の写真比率でもアップロードすることが可能となっています。

さらに、2017年8月29日(アメリカ時間)に最大10枚までの同時投稿の写真比率も正方形・縦長・横長のいずれかで一括投稿できるようになりました(※ただし、正方形・縦長・横長の比率が混在する同時投稿はできません)。

 

インスタグラムが正方形以外の縦長・横長の写真比率に対応していったのは、以下のような理由があると言われています。

・縦長および横長の投稿を求めるユーザーの声に応えるため

・縦長および横長の比率によって、より幅広い写真表現が可能となるため

・動画による投稿では、視野の広い横長や縦長の比率へのニーズが高かったため

 

上記のように、ユーザーの声の実現や写真表現の幅を広げるのみならず、昨今は写真だけでなく動画を投稿することがSNSでは主流となりつつあるため、そうした最新トレンドに合わせ、インスタグラムの画像比率は進化を続けていると言えます。

 

インスタグラムをビジネスで活用するなら写真の比率にもこだわりを!

インスタグラムを、企業のハッシュタグキャンペーンやプロモーション、集客やブランディングなどの目的で利用するならば、写真の比率にもこだわるようにしましょう。

 

インスタグラム投稿する際に最適な縦長・横長の比率

インスタグラムに写真投稿する際の最適な比率は、縦長の場合、幅1080px:高さ566pxとなっています。一方、横長の場合は幅1080px:高さ1350pxです。

 

インスタグラムの写真比率の自動補正機能

上記の写真比率が縦長・横長のインスタグラム投稿では最適ですが、上記の比率よりも解像度が大きいものは自動縮小、小さいものは自動拡大されるようになっています。

ただし、サポートされていない特殊な写真比率の場合は、インスタグラムでサポートしているアスペクト比に自動的にトリミングされます。そのため、特殊な比率の場合は、写真本来の魅力を伝えきれない可能性もありますので気をつけましょう。

 

企業のPRやキャンペーンをするときには写真比率に注意!

インスタグラムには上記のような特性があり、超パノラマの写真や、インフォグラフィックのようなかなり縦長の画像は、比率によってはインスタグラム上では表現できないものもあります。

企業のPRやハッシュタグキャンペーンを、インスタグラムで画像・動画を添えて実施する際には、紹介した推奨されている比率を考慮に入れましょう。

最悪の場合、インスタグラム用の写真・動画素材を用意しても、見切れて利用できないケースなども考えられますので、企業の担当者の方はくれぐれも注意して素材の準備をしてください。

 

まとめ

今回は、インスタグラムの画像の比率に関してお伝えしてまいりました。

企業でハッシュタグを用いたキャンペーンなどを行う際には、企業側で投稿する写真比率はもちろん、ユーザーが投稿する写真比率に関しても注意を払う必要があります。

ハッシュタグキャンペーンツール「Twogood」では、ユーザーが特定のハッシュタグをつけて投稿した画像や動画をコンテンツとして収集できる機能もありますが、ユーザーの投稿した画像や動画の見せ方に統一感を持たせたい場合には、ハッシュタグキャンペーンの際に投稿画像や動画の比率をあらかじめ指定して周知するなど、工夫をする必要もあります。

企業のSNS担当者の方は、今回の記事を参考に、ぜひともインスタグラムの写真・動画の画像比率にまでこだわりを持って運用をしてみてください。

 

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