目次
競合アカウントを分析して、運用方法やハッシュタグの利用を真似してみよう
TwitterとInstagramでは、企業アカウント運用において押さえるべきポイントが異なってきます。また、投稿のリーチを伸ばすためには、競合他社のアカウントを分析することも大切です。以下のポイントをしっかりと理解したうえで、企業アカウント運用を行なっていきましょう。
Twitterの企業アカウントは「キャラクター」が大事
Twitterユーザーは投稿の面白さやセンスを問うケースが多いです。そのため、「キャラクター」を明確に設定して、リーチしていきたいペルソナに共感を呼ぶ投稿を続ける必要があります。また、Twitterでは真面目なアプローチはほとんど反響が出ないので、面白さを意識することも重要です。
Instagramの企業アカウントは「世界観」を重視
Instagramのユーザーは、美しいビジュアルやインスタ映えする世界観の際立った投稿を好みます。そのため、リーチしていきたいペルソナに合った「世界観」を設定して、ブレずに投稿を続ける必要があります。
競合他社のアカウントの投稿を分析して「ハッシュタグ」を真似る
担当者の方は、ご自分の企業の競合他社でSNS運用が長けているアカウントをチェックしてみてください。競合他社の投稿には、SNS運用での集客&ブランディングにつながるヒントが詰まっていますので、注意深く観察してみましょう。
なお、競合他社の投稿を分析する際には「ハッシュタグ」の内容もベンチマークすると便利です。ハッシュタグはキーワードに関連したユーザーを集めるリンクのような働きがあるため、ここを真似することで投稿へのリーチ数を伸ばすことができる可能性が高いのです。
フォローしてもらいたいターゲットへのアクション
TwitterおよびInstagramで、いいね&フォロワーを増やすための最も近道となる方法は、「フォローしてもらいたいユーザーにアクションを起こす」ことです。
具体的な方法としては以下が挙げられます。
・ユーザーになりうる属性を持つアカウントの投稿に「いいね」を押す
・ユーザーになりうる属性を持つアカウントをフォローする
一見すると原始的な運用方法に思えるかもしれませんが、上記のアクションは非常に重要です。「いいね」や「フォロー」は一度アクションを行えば、その通知が必ずユーザーに届きますので、関心の高いジャンルの企業アカウントであった場合や、アカウント運用が共感を得た場合にはユーザーがフォローバックしてくれる可能性が高いです。
また、アメリカのWEBマーケティング専門家で著名な権威であるニール・パテル氏によれば、いいね&フォロワーを増やすためには「フォロワーではないユーザーの写真や投稿にいいねをつける」ことが最も効果があると述べています。
ニール・パテル氏の行った実験によれば、フォロワーではないユーザーをランダムに100人「いいね」した場合、投稿への「いいね」返しが約27%、フォロー返しが約6%あったとのことです。
参考URL:https://www.quicksprout.com/2012/11/19/the-science-of-instagram-how-to-get-more-followers-and-likes/
SNS集客およびブランディングを成功させるために重要な手法を、すべて運用で行うのは非常に工数がかかります。
そんなときに役立つのが、「ソーシャルハブ」と呼ばれるサービスです。ソーシャルハブサービスでは、ユーザーが日々、SNS上に投稿するハッシュタグを利用して、情報を収集したり、分析したりするなどができます。
SNS収集ツール「TwoGood(ツーグー)」であれば、特定のハッシュタグの分析を行うことができますので、SNSでの反響を効率的にチェックすることができ、TwitterおよびInstagramでのリーチ数やユーザー数アップをより手軽に実践していくことも可能となります。
まとめ
これまでお伝えしてきたとおり、SNSによる集客&ブランディングを行うにあたっては、
・競合他社の企業アカウントを分析する
・Twitter、Instagramのそれぞれの特性を理解する
・フォローしてもらいたいユーザーへのアクションを徹底する
といった方法の実践によって、確実に「いいね」およびフォロワーを集めていくことが可能となります。これらは一見、単純な仕組みに見えるかもしれませんが、日々継続して実践できている企業はなかなかないのではないでしょうか。
もちろん、手運用を行うだけでなく、ソーシャルハブサービスなどのSNSキャンペーン・集客などに有益なサービスも利用しつつ、効率的にSNS運用を行なっていきましょう。