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新しいキャンペーン手法を求めているならSNSに注目!
ここ数年の間に、SNSの人気が劇的な上昇を見せています。SNSの代表的なソーシャルメディアサービスである、Facebook・Instagram・Twitterの2017年10月時点でのユーザー数は以下のようになっています。
全世界月間アクティブ利用者数 20億人1,000万人
国内月間アクティブユーザー数 2,800万人
全世界月間アクティブ利用者数 8億人
国内月間アクティブユーザー数 2,000万人
全世界月間アクティブ利用者数 3億2,800万人
国内月間アクティブユーザー数 4,500万人
参考URL:https://blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users
このように、SNSは日本国内だけでも数千万人が常に利用しているような巨大なコミュニケーションツールです。日常的な依存度も高いのがSNSの特徴ですから、ユーザーに人気の出るキャンペーンをソーシャルメディア上で実施することができれば、爆発的な販促やSNSによる集客も可能となります。
そのため、新しい企業キャンペーン手法を探している担当者の方であれば、ビジネスにSNSを取り入れる手法を今すぐにでも考案すべきだと言えるでしょう。
SNSは口コミが拡散されやすく、情報検索にも利用されている
InstagramやTwitterなどのSNSをビジネスで利用する際の注目すべきメリットとしては、「口コミが拡散されやすい」という点です。
InstagramやTwitterなどのソーシャルメディア上では、常にユーザーが自分の意思で投稿を続けており、興味を持ったコンテンツや信頼できる情報をお互いに口コミで拡散し合う傾向があります。そのため、ユーザーに刺さる企業キャンペーンをSNSで実施できれば、口コミによって広告料をかけずとも爆発的に拡散されていくことになります。
また、最近では欲しい情報をGoogleで検索するだけでなく、SNS上で検索するという方法もユーザーの間でメジャーになりつつあります。
例えば、若者100人を対象にした「検索ツールに何を用いているか」というアンケート調査では、Google(33%)、Twitter(31%)、Instagram(24%)、Yahoo!(12%)といった結果となり、ソーシャルメディアを用いた検索方法が、Google検索に近い頻度で利用されていることがわかります。
参考URL:https://eczine.jp/news/detail/2779
また、SNS上での検索が増えている理由として、「ユーザーの本音の口コミをリアルタイムでチェックできる」というメリットが挙げられています。
Instagramで100万人のフォロワーを持つマルチクリエイター・タレントモデルのGENKING氏も、「Google検索などのネット検索ではリアルな情報が得られない」として、SNS検索の有用性に言及しています。
上記のような、SNSユーザーならではの利用方法や心理も、企業のプロモーション担当者であれば、ぜひとも抑えておきたいポイントです。
ソーシャルハブとは?ハッシュタグの有用性
ユーザーがSNS検索で口コミなどを探すために具体的に利用している機能として、注目すべきものに「ハッシュタグ」という機能があります。
ハッシュタグは、たとえば「#○○○○」といった「#」+「文言」という記述方法でSNSに投稿する方法で、この機能を利用すれば「#○○○○」という同じハッシュタグが記述されている他のユーザーの投稿と一緒に、ひとまとめになって表示されるようになります。
つまり、ハッシュタグでSNS検索をすることで、ユーザーは「#○○○○」の関連情報をまとめてチェックすることが可能になるのです。
また、ハッシュタグ機能は企業にとっても有用で、特定のハッシュタグをSNSキャンペーンに利用することで、キャンペーンに関連した投稿をひとまとめにすることができます。
そして、こうしたハッシュタグに関連した投稿の情報をひとまとめにして、自社の運用しているサイト上に流用して載せることができるサービスを「ソーシャルハブ」と呼びます。
ソーシャルハブサービスを用いることで、キャンペーンコンテンツとして利用したハッシュタグ投稿を、そのままコンテンツとして自社サービスサイトや運用している自社メディアなどにまとめて表示することが可能となるのです。
ハッシュタグを使ったキャンペーン活用事例
ここで、ハッシュタグを使ったキャンペーンの活用方法を、事例に沿って見てみましょう。
たとえば、「#激かわいいペット」ハッシュタグキャンペーンを考案したとします。これは、ユーザーが「#激かわいいペット」というハッシュタグをつけて、自分のペットの写真をInstagramに投稿すれば、抽選でプレゼントが当たるという企画です。
この企画をソーシャルメディア上で行った場合、ユーザーの間で「自分のペットのかわいい写真を投稿すればプレゼントがもらえるという面白い企画があるらしい」という口コミがSNS上で話題となり、同様の投稿が次々に行われ、情報が拡散されていくことになります。
そして、「#激かわいいペット」というハッシュタグつきで投稿された情報を、ソーシャルハブサービスを利用して自社サービスサイトや運用しているメディアなどにまとめてしまえば、それだけで「#激かわいいペット」キャンペーン特設ページを作ることもできます。
まとめ
今回の記事では、SNSのハッシュタグを用いた新しい企業キャンペーンの手法についてご紹介してきました。
ハッシュタグを使ったキャンペーンは、アイディア次第で無限にバリエーションを考えられるだけでなく、ソーシャルハブサービスを用いることで、自社サービスサイトや運用しているメディアによるキャンペーン特設ページ作成などのコンテンツも非常に簡単にできるメリットがあります。
これからの時代に沿った新しい企業キャンペーンを模索している担当者の方は、これを機会にぜひともハッシュタグキャンペーン&ソーシャルハブサービス導入を検討してみてはいかがでしょうか。