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ツイッターで「ハッシュタグ」をSNS集客に活用
ツイッターには、インスタグラムと同様にハッシュタグと呼ばれるキーワード検索機能が備わっています。ツイッターでSNS集客を行うならば、ハッシュタグを有効活用しましょう。
ツイッターのハッシュタグをSNS集客で利用するメリットとは?
ツイッターでハッシュタグを利用することによって、以下のようなメリットが得られます。
・ハッシュタグ経由でユーザーの流入が増える
・特定のツイートをキーワードやテーマごとにソートできる
・同じハッシュタグをつけた投稿が増えることによってコミュニケーションが活発化する
ツイッターでは、ハッシュタグでの流入が増えることやキーワードやテーマでソートできることはもちろん、ハッシュタグ投稿が盛り上がるとユーザー同士のコミュニケーションが活発になり、拡散されやすくなるメリットがあります。
ツイッター独自のハッシュタグのテクニックとは?
ツイッターでは、インスタグラムと違い、大量のハッシュタグをつけた投稿はあまり好まれません。
理由としては、ツイッターではインスタグラムよりも投稿の話題重視であることが考えられます。「大量のハッシュタグがついている=SNS集客などのツイッターでのビジネス使いを狙いすぎ」と思われることがあり、逆効果をもたらしてしまう可能性があるので注意しましょう。
そのため、ツイッターでは「ユーザーが興味を惹かれる投稿内容+厳選した1〜3個のハッシュタグ」という投稿スタイルがベストです。
関連ハッシュタグを的確に抽出するならソーシャルハブツール
ツイッターでは、先ほどお伝えしたとおり、インスタグラムと違って関連ハッシュタグを大量につけるスタイルでは、投稿のエンゲージメントが下がってしまう懸念があるため、関連ハッシュタグを厳選する必要があります。
例えば、ハッシュタグキャンペんツール「Twogood」を用いることで、キーワードに対しての投稿数の多い関連ハッシュタグを簡単に一覧抽出して調べることができるため、ハッシュタグを厳選する場合には非常に便利です。
ツイッターのハッシュタグ活用では話題のトレンドを押さえること
ツイッターとインスタグラムでは、ツイッターのほうがタイムライン上のトレンドの話題を意識した投稿やハッシュタグ活用が求められます。どのようなことを意識すべきでしょうか。
ツイッターではトレンドを的確に捉えることが重要
ツイッターでは、インスタグラムよりも言葉によるコミュニケーションツールとしての色が濃いため、タイムライン上で話題となっているトレンドを押さえる必要が出てきます。
ツイッターでは、トレンドワードを検索することのできる機能がついているため、急激に投稿が増えたり、話題が盛り上がったりしているツイートに含まれているトレンドワードをチェックすることができます。
キャンペーンに関連したトレンドワードやハッシュタグがあれば、それらを含めたキャンペーン用の投稿を作成することで、より多くのユーザーの流入を期待することが可能となります。
ツイッター独自の「モーメント」機能も効果的に応用
ツイッターには、複数のツイートをひとまとめにしてコンテンツ化することのできる「モーメント」という独自のまとめ機能があります。
ツイッターでハッシュタグを用いたキャンペーンを行う場合には、この「モーメント」機能を使って、ユーザーの面白い投稿をまとめたり、キャンペーンの感想ツイートをまとめたりして反響をアピールし、効果的に応用することも可能です。
ツイッターのハッシュタグを活用した企業キャンペーン事例
それでは、ツイッターのハッシュタグを利用したキャンペーンの事例を見ていきましょう。今回は、「リツイート抽選型キャンペーン」「コンテスト型キャンペーン」「インスタグラム連動型キャンペーン」の3つを紹介していきます。
リツイート抽選型キャンペーン事例(ローソン)
参考:https://twitter.com/akiko_lawson
リツイート抽選型キャンペーンとは、ユーザーがハッシュタグを含む該当ツイートをリツイートして拡散することを条件として、リツイートしたユーザーの中から抽選でプレゼントを贈るというものです。
ユーザー側としては応募のための入力などの手間がかからず、リツイートするだけでキャンペーンに即座に参加できるメリットがあります。企業側としても、ユーザーに手軽に参加してもらうことが即拡散につながり、リツイートとハッシュタグで大きな広告効果が期待できます。
過去に行われたリツイート抽選キャンペーンの中でも、反響が大きかった例を挙げてみましょう。
ローソンでは、2014年8月26日に24時間限定の「にっこりローソンの日リツイートキャンペーン」を実施しました。
公式アカウントをフォローして「#にっこりローソンの日」というハッシュタグがついた該当の投稿をリツイートすることがキャンペーン参加条件となっており、抽選で1名に26,000Pontaポイントがプレゼントされるという内容です。
こちらのキャンペーンでは、リツイート総数10,000件以上、リプライ200件以上、いいね600件以上という大反響となりました。
コンテスト型キャンペーン事例(ノムコム)
参考:https://twitter.com/nomucom_
コンテスト型キャンペーンとは、「面白い投稿」「体験談」といったテーマを決めて、ユーザーにハッシュタグつきでの投稿を促し、面白い投稿を選んで、コンテスト形式で表彰するものです。
コンテスト形式で表彰されるというルールによって、ユーザーの参加する意識が高まり、承認欲求も満たすことができるため、話題を呼びやすいハッシュタグキャンペーンの手法であると言えるでしょう。
コンテスト型キャンペーンの事例として、不動産サービスを提供している野村不動産アーバンネットが運営する「ノムコム」の事例を見てみましょう。
ノムコムでは2015年4月13日〜5月10日、家をテーマとした「あるある!と思わず言ってしまうような面白話」や「あるある!と思わず頷いてしまうような日常の出来事」を、「#おうちあるある」のハッシュタグをつけて投稿することを条件として、コンテスト型キャンペーンを実施しました。
コンテストでの大賞でJTBギフトカード3万円がもらえるという賞金付きでしたが、あるあるネタがタイムライン上で話題を呼び、キャンペーン中に該当するハッシュタグつきツイートが3,154件も投稿されて成功しています。
インスタグラム連動型キャンペーン(ポカリスエット)
参考:https://twitter.com/pocarisweat_jp
ツイッターとインスタグラムで企画を連動させることによって、相乗効果をもたらすのがインスタグラム連動型キャンペーンです。
ポカリスエットでは2017年11月27日〜2018年2月28日(現在実施中)、「#ポカリのまなきゃ」または「#ポカリたべなきゃ」というハッシュタグをつけて、写真や動画を投稿することで、ポカリスエットオリジナルグッズが当たるキャンペーンを実施しています。
こちらのキャンペーンはツイッター&インスタグラム連動型キャンペーンとなっており、さらに「みんなの投稿が増えると当選者も増える」という拡散力をアップさせるルールを設定することで、さらに反響を伸ばしています。
まとめ
ツイッターでのハッシュタグ活用方法をまとめてきましたが、いかがだったでしょうか。
ハッシュタグキャンペーンをツイッターで行う場合は、関連ハッシュタグの収集やハッシュタグ投稿をまとめてコンテンツ化することが可能なソーシャルハブツール「Twogood」の導入が便利です。
ツイッターでハッシュタグキャンペーンを実施予定のSNS運用担当者の方は、一度「Twogood」を導入して見るのも良いかもしれません。